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      2020/05/16

目からウロコ! 意外と知らない食事の基本

 

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現在、巷にはあらゆる「食」に関する情報があふれています。

これを食べた方がいい、あれは食べない方がいい。など

一般的に、日本人はカルシウム摂取量が不足していると言われています。

そこで、せっせと牛乳を飲むわけですが、骨密度がアップするどころか、逆に骨からカルシウムが溶けだす原因になっているとも言われています。

普段、食品・食材選びや食事に気を遣っているつもりでも、実は効果がない、あるいは逆効果になっていることも。

さらには、厳密に食事法を実践しようとして、ストレスが溜まり、食事が楽しくないなど、精神的に不健康であったり。

まずは、基本的なこと、本質を抑えておくことが大切ではないでしょうか?

そこで、全国各地で「食の安全と安心」について講演されている中戸川先生のお話を紹介します。

目からウロコのお話が聞けると思います。

1. 現代の食事はミネラル不足

「食」に気をつけている方であれば、「食品添加物」に注意されていると思います。

この食品添加物こそが、第1に身体に悪影響を及ぼしている!とお思いになるでしょう。

しかし、実は、現代人の不健康の大きな原因の1つはミネラル不足だと言います。

ミネラルは、炭水化物、タンパク質、脂質、ビタミンとともに五大栄養素として知られています。

現代人の多くが、厚生労働省で定められたミネラルの基準に達していないと考えられます。

まずは、ミネラルを意識するところから始めましょう。

2. 見落としがちな食品添加物

まずは、ミネラルを必要量摂ることが大切。

続いて、気をつけたいのが食品添加物です。

すでにあなたも注意しているかと思います。

ただ、国の分類上、「食品」に分類されてしまう要注意の添加物があります。

食品表示でついつい見落としてしまいがちです。

それが「タンパク加水分解物」

通常、タンパク質は、口から入ると消化、分解されて、最終的にはアミノ酸となり、腸から吸収されて栄養となります。

しかしながら、アミノ酸まで分解されず、中途半端に分解された状態の「ペプチド」が腸に届くと、腸のわずかな傷などから血液中に侵入して、アレルギーを引き起こすおそれがあります。

そうしたアレルギーの原因となりうるのが、「タンパク加水分解物」なのです。

そして、これは「食品添加物」の扱いではなく、「食品」として扱われてしまいます。

3. もっともミネラル豊富な日本酒の選び方

日本酒が好き。でも、糖質が多くて、体重増が気になる、という方もいらっしゃるかと思います。

でもやめられないですよね。

どうせ飲むなら、少しでも栄養価の高い日本酒を選びませんか?

選び方によって、ミネラルの摂取量がぜんぜん変わってきます。

先生のおススメは、

・純米生原酒
・生酛造り・山廃造り

酒造りの過程で捨てられる部分が残っている、余計なものを添加しないほど、ミネラルも豊富といえます。

4. 糖質制限にあたっての注意点

糖質の摂り過ぎは、肥満、生活習慣病につながるとして、糖質制限を実践する方が増えています。

特に女性は、ダイエットの観点から積極的に取り組んでいる方が多いように思います。

しかし、糖質制限を実践する際の落とし穴として、食物繊維不足が挙げられます。

野菜だけでは不足しがちな食物繊維を、穀物も適切に摂取して、しっかり補いたいところです。

それによって、腸内細菌の善玉菌が増えるとともに、消化吸収後のカスや余分な重金属などの排泄(デトックス)が促進されます。

5. 食の安全・安心のためにまずはできることから

人それぞれ生活様式や生活パターンは様々です。

理想としては、無添加の食品・食材だけを選びたいところですし、有機栽培や自然栽培の食材が摂れれば良いですね。

とは言え、外食に頼らざるを得ない人やコンビニ、スーパーで買い物をせざるを得ない人も多いかと思います。

いきなり理想どおりに実践できないかと思われます。

なので、まずは、今の自分の生活環境、条件の中で、少しでも余計な添加物を減らすところから始めてはいかがでしょうか。

まとめ

最後に

健康で長生きするためにも、まずは不足しがちなミネラルをしっかり摂り、できるだけ無添加のものを選ぶように心がけることをおすすめします。

そして、中戸川先生のお言葉にあったとおり、無添加選びを楽しんでおこなうことがポイントかと思います。

ゲーム感覚で食品、食材選びに取り組んでみてはいかがでしょうか。

 

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